自分の容姿に自信があるか。
いくつかのアンケートを見ましたが、自信があると答えた割合は20~30%。
自信が無いと答えた割合は70~80%です。
もっと美人だったら、顔のこの部分が好きではない・・・など自分の顔に多少の不満をもつ方は多くいます。
私は顔立ちへのコンプレックスが非常に強く、13歳から20歳頃までとても悩みました。
現在は「顔立ちの悪さは受け入れる」という気持ちで向き合っています。
また努力として、肌の手入れと、メイク効果により、鏡を見るのが嫌だと感じることは無くなりました。
顔立ちの悪さのコンプレックスを克服するために20代前半から意識し始めた事。
①素肌が綺麗になる努力をする。
「若いうちは顔の良し悪しが気になるが、年を重ねれば美肌が優位になる」。
と、10代後半から思うようになり、先ずは紫外線から肌を守る事を始めました。
まだ正しいスキンケア知識を全く持っていない頃です。
<気をつけた事>
不用意に日焼けしない。
日焼け止めをたくさん使用したり、日焼け止めの質を重視したりまではしていませんでしたが、“焼かない”ように気をつけていました。
<洗顔料の質を意識した>
20歳の頃、美容部員に教えてもらった「あなたは若いから、高い化粧品を揃えるよりも、先ず良い洗顔を使うといいですよ」の一言をきっかけに20~24歳頃まで、コーセーの清肌晶の固形石鹸を使用。
それまでは、ドラッグストアの店頭に置いてある2~300円の洗顔を使っていましたが、洗顔料により肌の調子が変わることを知ることになりました。
<偶然の事>
20歳~27歳までファンデーションを“カネボウレヴュー”を愛用。
化粧品の知識が無かったため、たまたま一度購入した商品をリピートし続けていました。
若いころは「少し高いな」と想いながら頑張って購入しておりましたが、毎日何気なく使用していたファンデーションでも紫外線や外部刺激から肌を守ることに繋がったと思います。
もし使用していたファンデーションが、安価過ぎる商品であれば、20代後半の肌は変わっていたかもしれません。
②メイクの腕を上げる。
私は10代後半の頃、整形したいと思っていました。
「費用はいくらくらいかかるのか」と、調べた事も何度もあります。
その時に思ったことは、
「目元だけなどのプチ整形は、金額的に支払う事が出来る。
しかし一度整形してしまうと、ここも、そこも変えたいと思うだろう。
鼻や歯やあごなど、全面的に整形するとなるとそこまでの費用は持ち合わせていない。
どうしてもしたい場合は最終手段に取っておこう」と。
今思えば、冷静な判断だったと思います。
そこで、リスクなく費用が掛からない方法として“メイクの腕を上げる”事にしました。
20代前半は自己流でメイクを行っていましたが、20代後半にソフィーナの美容部員になり、そこでベーシックなメイクを学ぶ事が出来ました。
現在は、YouTubeでメイク動画が多く存在します。
いつでも、誰でも、無料で、素晴らしいテクニックを学ぶ事が出来ます。
可愛い、綺麗という印象を持ってもらいたいのであれば、直ぐに結果が出るメイクの腕を上げることは比較的簡単です。
私は整形肯定しています。
骨格など、本人の努力で変えられない部分は、安心できるクリニックに行き、整えてもらうのも良いと思います。
しかし、それは最終手段のとっておきにしませんか?
③表情
スマートフォンを触っている時、PCに長時間向かっている時、電車に乗っている時。
自分がどのような表情をしているか想像できますか?
無防備な顔、ふとした瞬間に見られています。
私は、意識してなるべく口角を上げるようにしています。
<口角が上がる>
・明るい印象
・笑顔のように見える
・活発に見える
<口角が下がる>
・老けて見える
・不機嫌に見える
・近寄りがたい雰囲気
など、ほんの少し意識するだけで印象が変わります。
いつも気をつけていると、癖になるので意識しなくても口角が上がっています。
また、芸能人などメディアに出ている方。
出演し始めた頃と、数年経った後は、殆どの方の顔立ち(顔つき)が変化しています。
よく“垢ぬけた”という表現をしませんか?
人に“見られている”意識が強いと顔つきは変わります。
私が衝撃を受けたのは20歳の頃。
当時、声優になりたかった私は広尾の養成所に通っていました。
同期は、アニメオタクがほとんど。
正直なところ、「見た目の良い人やおしゃれな男性」は40人に1人くらいしかいません。
(女性は可愛い方が15人に1人くらいでしょうか。残念ながら私は見た目が良い側ではありません。)
19~23歳を中心に若い男女が日々芝居の稽古などを行い、自分が演技をし”見られる側”と、演技をしている人を”見る側”両方あります。
ある日、殺陣の授業の際20代半ばの男性2人が先生として目の前に立った瞬間、衝撃がありました。
袴を履いており、衣装の効果も含めて格好良く見えた要因はあるかもしれません。
目の前で先生2人が殺陣を始めます。
顔の作りが良いというのとは別に、キリッとした表情。
先生方から視線をずらし、殺陣を一生懸命見ている同期の男性達の顔を見た印象は「表情のゆるみ」。
顔面、表情を意識している人は一人もいませんでした。
「”見られる側”という意識がある人と”見られている意識が無い”人の顔立ちは全く違う」というリアルを目の当たりにしました。
その出来事と、
もう一つのきっかけとして20代前半にテレビで城崎仁さんを見た時から、私は常に自分の斜め上から自分を俯瞰して見る癖がつきました。
今、この瞬間、どのような表情、どのような姿勢なのか斜め上からチェックしています。
自分の顔が好きな人もいれば、嫌いな人もいます。
自分の顔が嫌いな人や、肌に悩みがある人は自分に自信が持てない場合が非常に多いです。
私は、素肌を変えて人生が変わりました。
顔立ちの悪さについて10代の頃の強いコンプレックスが消え、気にならなくなったのです。
顔を上げて、目と目を見てしっかりとコミュニケーションが出来るようになり、自信が持て、活発な行動が出来るようになりました。
素肌を整えることは、ある程度の金額と、手間と生活習慣や食生活の見直しなどの努力が必要です。
メイクの腕を上げるのも、努力が要ります。
何気ない表情は普段の意識で変わります。
見られている意識で顔は変化します。
“毎日のほんの少しの積み重ね”が、5年後、10年後、20年後に大差がつきます。
自分がどのように変わるのか、年月が経つほど楽しんでいます。
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