行動が素早い人、いつまでも行動が出来ない人。
スピード感は人それぞれ違います。
私は、速さにおいては素早いとまでは言えませんが、
「やるかやらないか」
「行くか行かないか」
などの選択の時に、気持ちが50:50であれば迷わず行動に移します。
20:80など、「明らかに腰が重い」場合は、行動の先の予測が脳裏に描かれていないので、行動しない場合もあります。
その時は、“あぁ、違うな、今ではない”という感覚です。
しかし、概ね「やってみる、行ってみる」事が多いため、
行動して失敗することはあっても
「やれば良かった。やらなくて後悔した。」という事は殆どありません。
<行う“Do”>
私は仕事においては、完全に「イエスマン」です。
今まで、どの職種の時も、何を担当していた時も
「これ、やってみて」
「これ、作って」
「○○行ってきて」
誰に何を言われても、断ったことはありません。
自分にとって、向き不向きは、引き受けてやってみてから考えます。
意見は二通りあると思います。
「断ったら最後、次、声はかからないから、気持ちよく引き受ける」
「不要な仕事は引き受けるな」
私は前者です。
どちらの意見もよく考え、自分に合う方向で向き合えばいいと思います。
押し付けるものではありません。
例えば
■「店の数字を上げなさい」と言われれば、あらゆる方法を考えて売り上げを伸ばすことをやってみます。
■「エクセルで表を作りなさい」と言われれば、同僚に聞き、ネットで調べ、本屋で立ち読みして作る努力をしてみます。
■「研修の講師をしなさい」と言われれば、自分で研修資料を作り、前日に何度も練習して、当日朝4時に起きて声出ししてから研修会場に向かいます。
出来るかどうかは、やってみて判断すれば良いというのが私に合う方法。
大抵のことはチャレンジした結果、”全く出来なかった”ことはありません。
向き不向きは明確に解ります。
また、好きではないことにチャレンジする事で、意外と向いている(嫌いではない)と感じることも少なくありません。
・売上を伸ばす確実な方法は、自分だけが頑張るのではなく、店全員の力を一つにすること。
1人で10の力を出す結果と、1人1つの力で10にするのは、結果は同じ。
しかしその中の誰かが1人で2以上の力を出すので結果は11を超える。
・人前で話す事は好きなので、大勢の方の顔を一人一人見ながら研修等をするのは楽しいと感じる。
・エクセルや、パワーポイントは習得に苦労したものの、使えるようになると、とても楽。
など、全てバラバラの事も、命令されれば、頼まれれば、声がかかれば、
まずはやってみる。
苦手という意識しかなかったPCを使うようになり、必要最低限の業務が出来るようになった時は、出来ない言い訳をしなくて良かったと思いました。
20代後半のころ。
何でも引き受けていると、「何故私ばっかりこんなに色々やらなきゃいけないの?」と思う事もありました。
しかし、30歳を超えたあたりから、
「あれも、これもさせてもらえる私って、ラッキー!
同じお給料でも、他の人と経験値変わるもの。
会社に感謝!
従業員一人育てるのに、会社が負担する経費は大きい。
経験積んだもの勝ち!」
と受け取り方が変わりました。
私の今の経験値は、過去働いた企業から頂いた学びの積み重ねです。
心から感謝の気持ちしかありません。
■会社を辞めて独立をした事。
30歳で「独立したい」という気持ちを持ち、時間はかかりましたが7年後やってみる事にしました。
現在独立して2年。
痛い事、辛い事、苦しい事。
怒涛のように押し寄せてきました。
そして、「当たり前」の事がいかに有難い事なのかを、日々感謝の気持ちとして実感できるようになりました。
不安はまだまだ拭い去ることは出来ません。
しかし、「独立しなければよかった」という後悔は1ミリも感じません。
チャレンジして良かったという気持ちだけです。
行動するかしないか。
どちらを選択するかは本人次第。
人生は常に選択肢の連続です。
たった一度の選択肢を誤ったからと言って、大きな失敗になることはありません。
しかし、何百、何千、何万とある選択肢を進む中、行動パターンが表れてくるころ、
一つの選択肢の過ちが大事になる場合はあるでしょう。
1か月後
1年後
5年後
10年後
スタート時に同じ場所に立っていた人と、多くの分岐点において選択を重ね
全く別の方向に進んだ場合、数年後同じ場所に立っている事はありません。
全く動かなかった人が、遠く進んだ人に一瞬で追いつく事はありません。
努力して、道を切り開いて先に進んだ人が、全く動かなかった人のところにやってくることはありません。
やってみる、行動してみる。
どの年代の人であっても、今更遅いという事はありません。
思い立ったが吉日です。
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