食事に関して大きく変化した5つの事例

【ご飯(米)を食べるのをやめた】

私が「自宅でご飯を食べなくなった」のは6年ほど前からでしょうか。(2012年頃)

元々ご飯が大好きで、炊飯器でご飯を炊いて食べるのは当たり前でした。

しかし、30歳を過ぎたあたりから、「ご飯を食べると体が重く、明らかに体重が増える」と感じるようになってからは、自宅でご飯を食べる回数が減り、32歳の時、関西から転勤のため関東に引っ越しをした際、炊飯器を処分し、現在まで炊飯器の無い生活をしています。

 

そのことについて様々な方から言われました。

「炊飯器も持ってないの?女性なのに料理しないのね!」と。

 

一つ一つ理由を説明するのも面倒に感じておりましたので、「そうなんです・・・」と流していましたが、カロリー制限はしていても、「糖質制限」なんて知らない時期。

 

仮に「糖質制限が健康に良い説」が正しい理論であれば、この頃から知らず知らずのうちに「ご飯は私の体に合わない気がするから食べるのを減らそう」と自然に体が訴えていたことになります。

 

当時は「ご飯は健康!太りません!パンよりご飯を積極的に食べよう!」といった事を信じながらも、それでも普段は減らしていました。(友人、知人との外食時は別です)

 

その選択は「糖質制限が健康に良い説」が真実であれば正しかった選択です。

また、逆に「糖質をしっかりと摂取することがあらゆる健康に繋がる説」が真実であれば間違った選択でもあります。

 

以前から、パンもラーメンもパスタもあまり食べることはなく、うどんやそばをたまに食べる程度。

ご飯を食べるのをやめてからは総じて主食(炭水化物)の摂取量は、厚生労働省推奨量よりも少ない年月が長くなりました。

 

【グルテンフリー】

2017年6月頃から、緩くグルテンフリーを行っております。

きっかけは普段から「パンを含む“主食”ってあまり食べないから試してみようかな」と軽い気持ちで開始。

厳密にアレルギー検査をしたわけではありませんから、恐らく・・・ですが、私は小麦アレルギーやグルテン不耐性ではないと思いますので、食べても特に問題ないと思います。

世間では、「小麦製品が体に良くない」という情報や書籍が増えてきました。

パンやラーメン、うどんなどが好きな方にとって「小麦制限」はとても辛いことと思います。

小麦製品は、「パン・パスタ・ラーメン・うどん・そば(十割以外)・ギョーザ・カレーのルウ・ケーキ・クッキー」など主食、お菓子などあらゆる食品に含まれます。

 

調味料(醤油、めんつゆ、酢)などにも含まれます。

 

私は、食べても体調不良になるわけではないので、家では小麦製品を控え、調味料に関しては気にせず、外食ではたまに食べるといった頻度です。

 

小麦製品についてのネガティブ要素として

①炭水化物(糖)が多く太りやすい

②食品アレルギーの中で小麦アレルギーは3位(鶏卵、牛乳、小麦と続く)

③含まれるグルテンが腸の粘膜を傷つける(リーキーガット症候群)

④依存性が高い(食べれば食べる程食べたくなる)

⑤糖質が高い為血糖値を上げる

⑥海外からの輸入小麦は輸送中定期的に農薬が散布される(ポストハーベスト)

⑦糖化する

など諸説あります。

 

スーパーなど1斤約100円で販売されている食パンを見て、あまりの安さに「この食パンは一体何で出来ているんだろう・・・?」と疑問を持つ事もありましたが、グルテンフリーを始める前から、パンやラーメン、パスタなどを頻繁に食べる食習慣ではなかったため④依存性、「食べたい!」という欲求は確かに・・・あまりありません。

普段の行動範囲にパン屋さんはたくさんありますが、入ることはゼロです。

店内から美味しそうな匂いはしますし、食べればどれも「美味しいな」と思いますので、決して嫌いなわけではありません。

 

グルテンフリーを開始したことで、何か特別体調に変化を感じることはありませんでした。

肌の調子は常に健康で、肌荒れや不調を感じることはありません。

何となく、肌が白く色が抜けてきた感じはありますが、「小麦制限」が関わっているかは解りません。

糖質制限=小麦制限は重なる部分もありますので、糖質制限を継続している間はこのまま小麦制限も続行になります。

 

【ファスティング】

自己流で初めて行ったのが2017年12月の約3日間。

その後、酵素を購入して、ファスティング指導者の指導のもと行ったのが2018年1月の5日半。

その後は、1日~3日のプチ断食を数回。6日半の断食1回など色々試してみました。

 

結論として、体重は落ちます。

5日間行えば2.5kgほど落ち2週間ほどで1kg戻るような緩やかな下りの階段のように落ちていきます。

私のようにダイエットのし過ぎで基礎代謝を自ら下げ、何をやっても体重が減らない方にはオススメの方法だと思いました。

2017年12月から約5kg落ちました。

 

元々、食生活に気を使っていたためか、ファスティング中に表れやすい症状として、“頭痛・吐き気・発熱”等の体調不良は全くありませんでした。

 

その後、糖質制限を含めた「高たんぱく・高脂質・低糖質食事法」の本を数冊読んでいき、自分もファスティングを体験した結果、「過体重ですぐにでも体重を減らしたい人」「何かの体調不良を訴えている人」など、緊急を要する方は一度~複数回、出来れば指導者の下で実践されるといいと思いますが、そこまで悩みが深刻でなければファスティングはしなくてもいいかなと思います。

 

“食を断つ”事により、ガン・アレルギー・不妊・皮膚疾患等様々な疾病が改善する可能性があるか?の疑問には、私は有効であると現時点では思っています。

「ちょっと体重を減らしたい」「肌荒れを治したい」「ひどい花粉症に効果あるかしら?」などの、概ね健康体の方が行う分には殆ど問題ないと思いますが、重大な疾病をお持ちの方は、自己判断では行わず、症例数が多い専門医の元で行えば、いい影響が出るのではないかと考えます。

 

特に、ダイエット目的の方は3~5日間のファスティングの後、「高たんぱく・高脂質・低糖質食」に切り替えると、速やかにケトン体に変わり、減量実感しやすいのではないかと思います。

 

【糖質制限】

2018年4月4日から、一日の食事内容を全て数値化し、エネルギー、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維をどのくらい摂取しているのか確認しています。

糖質は1日平均30~40gほどですが、食材にかなり気をつけていてもこのくらいのg数になりますので、1日10g以下、20g以下に抑えるとなると、葉物野菜(レタスやキャベツなど)や大豆(納豆)も食べるのが難しくなります。

また1日10g以下の方は「野菜を食べる必要性はあまりない」と仰っています。

私は葉物野菜と大豆を含む豆類が好きな為30~40gになります。

 

低カロリー重視の食事よりも糖質制限食の方が満足感はあります。

 

また、脂質摂取量が今までよりもかなり増えた分、食べている質量の感覚よりもカロリーが多いなと感じる不思議さはあります。

お弁当などに表示される総カロリーと違い、食材一つ一つのカロリーを計算していくので自分が食べたものを計算した際「こんなにカロリー高いんだ」慣れずに違和感があります。

 

「糖質制限」に関しては、糖尿病専門医やがん専門医などの医師が、自分自身と患者様とによる実践で数値変化、投薬量の減少などの症例数、エビデンスがかなり多いのですが、「ご飯で健康、パンで元気!」などに関しては「○○の栄養素を豊富に含むので健康にぴったりです」のようなふんわりした内容がほとんどです。

 

その為、ご飯、パン、そばなどの主食(炭水化物)体に良いというよりも、「嗜好品」だと私は思っています。

 

健康のためにケーキを食べる方はいないと思います。

ケーキを食べる目的の多くは「美味しいから」ですよね?

健康のためにご飯を食べるという意識ではなく「美味しくて、好きだから食べる嗜好品」だと認識を変えると、向き合い方が変わるのではないかと思います。

 

私にとっては、ご飯、パン、うどん、ラーメン、パスタ、ケーキ、クッキー、ポテトチップス、ドーナツ、コーラ、リンゴ、バナナ、ジャガイモ、ビールなどは同じグループのカテゴリーです。

 

【食材を選ぶ】

糖質制限、グルテンフリーを意識するようになってから、いよいよ主食はほとんど食べない、お菓子類は糖質とグルテンが多い、あらゆる食材に糖質と小麦が入っている・・・となると、インスタント食品やレトルト食品、一部の加工食品、中食など、「買ってきてふたを開けるだけ(お弁当やお惣菜など)、レンジで温めるだけ、袋からお皿に出すだけ、お湯を注ぐだけ」という食品の中に食べられるものが少なくなってしまいました。

 

料理は苦手なので殆どしませんが、結局、野菜を洗って切る、お肉を茹でる、ふたを開けるだけなら簡単なサバの缶詰や納豆、豆腐などを中心に食べることに。

その他サラダに海藻を足したり、味噌で味付けしたり、キノコ類を食べてみたり。

例えばポテトサラダは今までスーパーの袋入りを買っていましたが、おからパウダーを使って作っても、簡単で思いのほか美味しく、余計な保存料なども入っておらず、糖質も抑えられるので色々とアレンジを楽しみながら台所に立つ時間が増えました。

 

だんだんと自分自身も変わり、「少し良い調味料買おうかな」「塩にこだわろうかな」など、“出来上がった食べ物”ではなく、“食材”や“調味料”に目を向けることが出来るようになりました。

 

味付けが薄くても満足感はあり、人工的なものが減り、恐らく添加物もそんなに多量摂取になっていないと思います。

 

また、確実に変わった事といえば、特にこの2~3年の傾向ですが、スーパーやコンビニなどに「今日はお惣菜を買って帰るぞ!」と決めて、売り場を一周するのですが“美味しそうに見えるのに”“良い匂いがするのに”何一つカゴに惣菜が入ることが無くなってしまったこと。

 

私自身も不思議でなりません。

 

お腹が空いている時間に、買おうと思って売り場に行き、美味しそうに見えるのに買わないのです。

そう、体が「食べたいと言っていない」のを感じます。

 

体は食べたもので出来ています。

美肌も、健康な体も、若さも、性格も、賢さも、思考も、精神状態も

食べるものにコントロールされているように思います。

 

コレステロール値が高い人は卵を食べるな。も昔の話。

塩分の摂り過ぎが高血圧を招くというよりも、人間の体にナトリウムは不可欠なので

何もかも減塩が正しいのか。

茹で卵や温泉卵など手軽に買えて便利ですが、10個パック買って自宅で茹でれば安上がり。

大人気のサラダチキンは、鶏の胸肉を買って自宅でボイルすれば、

安く、保存料などの不要な成分を摂取せずに済む。

 

最近、とてもシンプルになりました。

手間は殆どかけていません。

 

肌や体調は・・・

大変調子が良いです。

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