洗顔の種類について。
以下、動画テキストです。
【洗顔の役割と種類について】
【洗顔の泡立て】
私が洗顔を意識するきっかけは、20歳の時に百貨店へ行き美容部員さんに口紅の色を選んでもらった時の事。
美容部員さんに
「どうすれば肌が綺麗になりますか?」と唐突に質問をしたことを覚えています。
すると、帰ってきた答えは
「あなたはまだ若いから、良い洗顔で顔を洗いなさい」と。
帰り道ドラッグストアで購入したのが「KOSE 清肌晶」の固形石鹸でした。
2,000円の20%引きの価格だったと思いますが、当時アルバイトしていた私に、1,500円以上の洗顔石けんは大変高価なものであり、それまではビオレなど、お店の入り口に置いてある2~300円台の特価品の洗顔しか使ったことありませんでした。
その後4年ほど清肌晶を使い続けましたが、良い洗顔で顔を洗うことが大切だという事を早い段階で知ることが出来て本当に良かったと思います。
<洗顔の種類>
・フォームタイプ
・固形石鹸タイプ
・パウダー(酵素)
・液状(泡)
・炭酸洗顔
など。
価格は100円台から数千円の物まで幅広くあります。
<洗顔の目的>
汗やほこり、古い角質など水性の汚れを落とします。
肌を清め、次に使う化粧水や美容液などの有効成分を受け入れる準備段階です。
<ポイント>
メイクをしている場合は、先にクレンジングを使ってメイク汚れを落としてから使います。
手と、顔が濡れている状態で洗います。
洗い上がりは生え際、フェイスライン、小鼻の脇などすすぎ残しの無いようにチェックします。
すすぎ残しがあると、肌荒れやニキビの原因になります。
<基材別特徴>
・洗顔フォーム
泡立ちよく、手軽に使える。
種類が豊富。
こだわりの洗顔フォームであれば、「洗いながら潤う」「泡立ちが良い」。
「保湿、エイジングシリーズ、美白シリーズ」などスキンケアシリーズから出ていれば、シリーズに共通した美容成分が配合されています。
・固形石けん
私は固形石鹸を使用しています。
特に良いのは「手作り枠練り石けん」です。
石けんには、機械練り石けんと枠練り石けんがあります。
機械練り石けんの特徴は、大量生産ローコスト、泡立ちよく洗浄力が高いです。
枠練り石けんは、枠に流し入れ、時間をかけて冷やし固める石けんです。
手作りで手間がかかるため、大量生産が出来ず、価格も上がります。
ベーシックで良心的な価格のものは約2,000円。
高くても3,000円台ほどの洗顔石けんで十分です。
固形の石けんには“半透明タイプ”と“不透明タイプ”の石けんがあります。
おすすめしたいのは“半透明タイプ”です。
以前2,000円程の有名メーカーの顔用不透明固形石けんを使った事があるのですが、使用2~3日後に肌に粉が吹き、乾燥してファンデーションが付けられなくなった経験があります。
ボディー用の石けんでも固形不透明石けんを使って、肌が乾燥した経験はありませんか?
・酵素洗顔。
鼻の黒ずみが気になる方は多いのではないでしょうか?
角栓の正体は、「古いたんぱく」と「過剰な皮脂」です。
毛穴の汚れや黒ずみが気になる方はたんぱく質分解酵素と皮脂分解酵素両方配合されている酵素洗顔を選んでください。
ビタミンCが配合されている酵素洗顔もあります。
使用頻度は週に1回~特に気になる方で週2回。
しっかり泡立てて、こすらない様に洗ってください。
・液状タイプ(泡)
泡立ち、汚れ落ちも良く洗い上がりさっぱりしやすいです。
泡状で出てくるタイプは、泡立ての手間がかからず便利です。
泡立てネットを使うのが面倒だと感じる方に。
・炭酸タイプ
炭酸が含まれた洗顔料を使うと、皮膚から二酸化炭素を吸収して血流がよくなり、ヘモグロビンが酸素を放出しようと肌細胞の隅々まで行き渡るという実験結果が出ています。
毛細血管が拡張されると内側から血行が促進され、細胞の新陳代謝を活発にし、ターンオーバーを正常化します。
メイク前の朝洗顔に適しており、乾いた手で使用してください。
“朝の忙しい時間に、泡立てする時間が無い”という方にも手軽に使えます。
炭酸泡洗顔は、朝の肌の血行促進、くすみ取り、時短にも繋がります。
クレンジングと洗顔はスキンケアの第一歩。
洗うところから肌は変わりますので、是非こだわって頂きたいと思います。
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