私は普段、大変元気で風邪を引いたり体調を崩すことは殆どありません。
しかし、先日約10年振りに辛い数日を過ごすことになりました。
病院に行っていませんので、絶対とは言い切れませんが、恐らく「カンピロバクター腸炎」であったと思います。
<症状の変化>
・水曜日。
一日中腹痛。
電車に乗っている時間が辛い。
いつも階段を使うのに、エスカレーターを使用する。(なんとなくしんどい)
通常、腹痛は2~3時間以内に治るのに、その日は一日中痛みを伴い「いつもと違っておかしいな?」と思いました。
・木曜日
朝、目が覚めた瞬間から激痛。
原因も何も解らず、激痛に脂汗と吐き気。
始めはスマートフォンで色々調べる余裕がありましたが、途中で痛み故にそれも出来なくなりました。
“腹部、痛み、下痢”などで調べると、出てくる病名は
「胃潰瘍・十二指腸潰瘍・腸閉塞・大腸がん・膵炎・虫垂炎」等々。
初めての経験なので、重篤な病気を思い浮かべます。
最初、食中毒は一切思い浮かびませんでした。
数日、外食をしていないからと、過去、食中毒を経験したことが無いため症状を“知らない”からです。
激痛~30分小康状態~、激痛30分~小康状態がほぼ24時間続きました。
夜中も痛みと疲れでうとうとした30分後に激痛で目覚めます。
・金曜日
たまに強い痛みがあるものの、辛さは水曜日と同じくらい。
外出予定がありましたが電車に乗れないためキャンセルしました。
夕方頃、腹痛から解放され、かなり楽になりスーパーへ。
・土曜日、日曜日
たまに軽い痛みがあり。
腸内の疲れを感じるものの、回復傾向。
■食中毒かも?と疑いを持ったのは木曜日の夕方頃、まだ腹痛で辛い時です。
前週の金曜日に焼き鳥屋さんで“生の鳥レバー”を食べた事を思い出しました。
(痛みが出る5日前)
食中毒は、食べて数時間から24時間程で発症するものだと思い込んでいましたが、いろいろと調べていると、鳥レバーなどが原因とされるカンピロバクター腸炎の潜伏期間は2-10日頃と比較的長いため、食中毒と気付かないことがあるそうです。
始め、原因が解らない激痛の腹痛は怖さがありました。
頭痛なら、取り敢えずは鎮痛剤で落ち着かせることが出来ます。
しかし、頭痛と生理痛は同じ成分が効きますが、腹痛を治める成分は別です。
下痢止めには腹痛に効く成分が入っていますが、下痢を止めることはかえって危険ですので飲む事はありません。
朦朧とした意識の中で、様々な鎮痛成分や薬を思い出すも、症状にぴったり当てはまりそうな薬は思い浮かばず、その前に外出困難な状況であったため、木曜日は痛みにただ耐えるしかありませんでした。
■整腸薬とOS-1
翌日金曜日、ようやく回復し始めたため、近所のスーパーへ、整腸薬とOS-1を買いに外出しました。
普段、体調を崩すことが無い為、今まで沢山販売してきたOS-1を自分が飲むのは今回が初めてでした。
ドリンクストッカーに並んでいる500mlと280mlのペットボトル。
成分表を見ると糖質が多いため、280mlを購入。
OS-1の横にはPBの500ml経口補水液が置いてあるも、売価は同じ。
(PB売らなきゃいけないだろうに、NBと売価一緒じゃ売れないけど本部指示はこんなものね)とつい余計な事を考えながら購入。
お腹は痛いし、お腹は減るし、食べられるもの(消化に良く負担にならないもの)は家に無いし・・・という事で、食品売り場に移動し、帰宅。
そして、OS-1。
味は、薄めたスポーツドリンク。
あっさりとした薄味。
美味しくも不味くもなく、飲めるという味でした。
(噂では、体調の良い元気な時は不味く、体調不良の時は美味しいと感じるとか?)
気になる点は、100mlあたり炭水化物2.5g、(ブドウ糖1.8g)と糖質が多い事。
280ml、1本飲めば、炭水化物が7gになりますので、糖質過多を懸念しましたが、それでも一般的なスポーツドリンクより少なく、このような機会が無ければ飲まないだろうと好奇心もあり飲んでみました。
次回、体調がすぐれない時は、麦茶とミネラルサプリでも良いかもしれません。
■食事
糖質はあまり摂取しないため、うどんやおかゆは選びませんでした。
また、繊維質が多いものは消化に悪いため、野菜も止めた方が良いと思い、湯豆腐と、柔らかい大豆、魚、卵といった、たんぱく質を中心とした食事にしました。
お腹が痛いのに、お腹が減るのが不思議。
胃と腸は別物です。
今回は、腹痛を感じていた日数が約3日と長く、随分体力奪われました。
生肉は美味しいのですが、このようなリスクがある事と、腸炎になるという事は、免疫力等も低下していたと思いますので、いつも元気だと過信せず、体力つけなければと反省した次第です。
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