会社員から独立して大きく変わった2つの事。
「情報の取り方」と「お金の使い方」
■情報の取り方
目が覚めてから眠るまで、あらゆるところから情報が入ってきます。
私は「美しさ、情報元、真実」であるかを重視し情報を選びます。
美しさとは、文章、言葉、表現が美しいかそうでないかという事を含みます。
汚い文章や言葉や表現で記されているものは出来る限り見ない様にしています。
【会社員をしていた時の一日】
・朝、起きた瞬間にテレビをつけ、朝の情報番組を流しながら身支度を整える。
(真剣には観ていない)
・会社までは徒歩で移動。
歩きながら好きなミュージシャンの音楽を聴く。
・仕事。
仕事中、基本的に雑談はしない。
・仕事後居酒屋へ。
男性先輩から“愚痴、人の噂、人事等会社、仕事に関する話題”を延々と聞く。
たまに、自分の夢を語る。(聞いてくれる先輩には)
・帰宅した瞬間にテレビをつける。
スマホを触りながら何となくバラエティ番組が流れている。
入ってくる情報は、「無料」の情報であり、かつテレビや人から聞く話、スマートフォンなどから「一方的に流れてくるもの」をそのまま受け取る、または受け流し、一日が終了します。
たまに、本を読む、セミナーを受けるなどをしましたが、「情報と時間」に関する認識は低かったと思います。
・また、当時は友人や先輩など人と一緒にいる時間は多かったです。
【現在】
・ネットニュース「虎ノ門ニュース」を真剣に観ながら朝の身支度を整える。
(再生速度は1.25~1.5倍速で観る。一日2時間番組の約半分を朝の支度時間に視聴)
・電車の中、移動時間はポットキャストでラジオ番組を聴くか本を読む。
(考え事をしたいとき、反対に脳を休めたいときは好きな音楽を聴く)
・最新トレンドはTwitterを活用する。
・誤情報も含めたライトな内容の記事はスマートフォンニュースアプリを使う。
(日経新聞、産経新聞アプリなども)
・本や雑誌を読む量を増やす。
・セミナー、講演会など有料の情報を定期的に取り入れる。
情報は、無料のものと有料のものがあります。
本、雑誌、セミナー等以外は基本的に全て”無料の情報”です。
今までと大きく違うのは、無料の情報であっても
”向こうからやってきた情報”ではなく
”自分が選んで取りに行った情報”である事です。
■無料の情報は自分にとって無益な情報か有益な情報か選別します。
“タダ”の情報を選別せず受け取ると、無駄な情報が増えるばかりでなく“無駄なもの”が増える傾向になるのではないかと思います。
「無料だから、使わないのに、もらって、いつか使うかもしれないから、捨てられず、部屋が散らかる」という事に少し似ている気がします。
■不要な情報のトップは「ウソの情報」です。
テレビ、インターネット、新聞、雑誌、人から聞いた話。
「嘘だと解っていて流される情報(悪質なもの)」と、「間違っているのに正しいと思って流される情報(悪質ではないもの)」の二つ存在しますが、どちらも「不要・無駄」です。
私が携わる美容、食、健康に関する情報や、その他、政治、経済、国際ニュースなど生活に関わるもの。
嘘や、デマ、無駄な情報が山のようにあります。
それらはテレビや、新聞、雑誌、インターネットでどんどん配信されます。
「嘘だと解った上で流されているもの」
「発信者は正しいと思っているが間違った情報」
はあっという間に数百万、数千万人に一瞬で“タダ”で流れます。
その後、受け取る側は無防備に簡単に情報を取りこみます。
このような事聞いた事はありませんか?
(ほんの一例ですが)
「朝は洗顔料を使わず水だけで洗う方が肌に良い」
「オイルクレンジングは肌に負担」
「蕎麦はヘルシー」
「朝は健康のためにヨーグルトにバナナ、ドライフルーツをたっぷり入れて食べる」
「夕食は18時までに終えましょう」
など。
情報を取るうえで大事な事。
①発信者は誰なのか、発信元はどこなのか。
②伝えた内容に関しての根拠が書かれているか。
③それは「自分に」適しているのか。
■一番大事なのは発信者、発信元はその道のプロであること。
美容も、健康も、政治も、スポーツも、ファッションもその道のプロがいます。
プロは長年実践して、結果を出して伝えます。
記事を書いたりメディア発信の際は自分で取材して伝えます。
思想が違う事で、同じ分野のプロが真逆の事を伝えることも多くあります。
その場合は、情報を受ける側が正しいと思ったことを実践して、結果が出れば「本物です」。
発信者、発信記事にはプロではない人が流している情報の方が多いと思います。
“発信するプロ”であって、“発信する内容のプロではない”ということです。
残念ながらテレビ等のコメンテーターの中に”発言している内容のプロ”は殆どいません。
理論より、本人の感情で話をしています。
ですから、それを鵜呑みにしては不利益を被るのは自分です。
例えば、先ほど挙げた一例に一言反論するならば(ここでは長々と記しません)
「朝は洗顔料を使わず水だけで洗う方が肌に良い」
⇒夜のスキンケア、寝具のダニ、汚れが肌に付着したまま、角質も取りきれておらず肌は清潔ではありません。
「オイルクレンジングは肌に負担」
⇒3~400円のオイルクレンジングと3~4000円のオイルクレンジングは、基材や成分が違うので「オイルクレンジングは肌に負担」などと同列に並べるのは正しいとは言えません。
「お蕎麦はヘルシー」
⇒GI値が比較的低く、ムチンなど良い栄養成分も入っていますが、蕎麦は糖質が高く、体内に取りこまれた糖質はブドウ糖に変わり、摂り過ぎた分は中性脂肪に変わります。
「朝は健康のためにヨーグルトにバナナ、ドライフルーツをたっぷり入れて食べています」
⇒ヨーグルトに含まれるガゼインによる腸の炎症を引き起こす可能性と、バナナ、ドライフルーツは糖質量が多いため、一概に健康な朝食とは良い難いです。
「夕食は18時までに終えましょう」
⇒間違ってはいないと思いますが、一般的に仕事が終わる時刻は18時前後が多いです。
残業すればもっと遅くなります。
仕事中に夕ご飯食べる人はいません。
電車に乗って帰れば帰宅時間は早くて19~20時です。
店舗、サービス業などシフト制の仕事は日によって始業開始、就業時間が異なることが多いです。早く帰れる日もあれば終電間際になることもあります。
“毎日夕食を18時までに終えられる人”の方が少ないのではないでしょうか?
など、いったい誰が伝えているのか、何を根拠に述べているのか、誰にでも当てはまる事なのか、誤った情報がとても多いと思いませんか?
①発信者は誰なのか、発信元はどこなのか。
②伝えた内容に関しての根拠が書かれているか。
③それは「自分に」適しているのか。
この3つをしっかりと抑えることが大切なのではないかと思います。
次は、「情報=お金」である認識を持つ事について。
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