2019年8月22-24日に開催された、美容関連製品展示会「Vietbeauty」を視察してまいりました。
(NNA ASIA アジア経済ニュース)
「日本、韓国、中国のほか中東や欧州などから約450社・ブランドが出展する。日本からは15社出展。国外企業では、韓国から最多の85社が出展。次いで中国(79社)、台湾(40社)が続いた。韓国は、昨年も出展数が最多だった。」との記事がありました。
(JETRO)
2018年実績
来場者数 : 8182人
出展社数 : 250社
Vietbeautyは初めて参りました。
想像していたより大きな規模でした。
2018年実績と比較すると、イベント自体昨年より大きくなっているのではないかと思います。
韓国企業はベトナムでも多く出展していました。
フィリピン、香港の化粧品展示会と比べると、中国企業が目立っていたように感じます。
台湾企業の活気も感じました。
残念ながら日本企業は出展数も少なく、日本の化粧品の素晴らしさはあまり伝わって参りませんでした。
今回、一人で行動する予定でしたがこの展示会の直前に日本で知り合った企業様が同行して下さり、ベトナム語、英語など言葉でのサポートや出展メーカー様に色々な質問を投げかけて下さり、ベトナムの化粧品事情や、これから進出するために必要な事について知ることが出来ました。
アジアの方々は日本の商品(化粧品)に高い関心と安心感をもっており、どの国の方も「日本製は値段が高くて買えないけど本当は使いたい」と仰っています。
しかし、化粧品に関して一部の大手メーカー以外からは「日本の化粧品を世界中の方に使ってほしい」という企業の熱意はあまり伝わってきません。
勿論、成功されておられる企業もあるともいますが、韓国、台湾の活気に比べるとまだまだではないかと思います。
だからこそ、自ら海外進出したいという気持ちが高まります。
ニーズはやはり「美白」。
次いで、保湿、ニキビ、エイジングと続きます。
価格帯は日本円で化粧水1本2000円前後の商品が、エステサロンなどに通える所得の方が購入できる金額なのではないかと思います。(上位のお金持ちは除く)
展示会では、2~3000円の化粧品が多く、高額化粧品はあまり見かけませんでした。
ベトナムでビジネスを円滑に進めるためにはベトナム企業と一緒に行うことがベストであるとのことで、今後の動きとしてはベトナム企業とどのように繋がるかが重要です。
また、日本も含めどの国で開催されている展示会もアプローチが同じですので、目新しさ差別化を図らなければなりません。
そろそろ情報を集めるだけでなく、目標である「化粧品を作ること」。
動き始めていきたいと思います。
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