10月22~24日開催の“Beauty professional Philippinesへ”行ってまいりました。
下記動画は、会場の雰囲気です。
目的は、
①フィリピンの美容事情を知りたい。
②フィリピンのバイヤー、商社関係の方と知り合いたい
③英語版動画を作っていることを伝えたい
でした。
しかし残念ながらアプローチ不足により②と③に関しては叶いませんでした。
フィリピンの美容事情について。
会場は、パサイ市のSMX Convention Center。
ニノイ・アキノ国際空港からタクシーで15分ほどの距離です。
出展者数は約150社。
フィリピン以外の国は台湾、韓国、米国、マレーシア製品が多く、中国製は思っていたよりも少なく感じました。
日本企業のブースは1社しかなく、日本人の方とも最後会場を出ようとした出口で日本語を聞いたきり、会場内ですれ違う事はありませんでした。
受付カウンターで「事前申し込みをウエブサイトでしたのですが」と伝えると、「この紙に記載して」と、事前申し込みに記したことと同じ内容を再度記入。
入場料100ペソを支払い、手の甲に緑色のハンコを押された後中へ。
中に入ると、雰囲気は東京ビックサイト等で開催される美容展示会とほとんど同じ。
約150社なので特に話し込まなければ小1時間で回れる規模です。
最初に「こっちこっち」と声を掛けられたのはマッサージチェアのブース。
会場に入った瞬間に全身マッサージを受けました。
その後、一旦会場の奥に行くと巨大なステージが。
スタイリストがヘアカットのデモンストレーションを始めたり、ショーをしています。
その後、端から会場を見て回りました。
不思議な光景。
会場内のブースにはヘアケア、スキンケア、メイク、美容機器、ウォーターサーバーなど、一通りそろっています。
ある米国メーカーでは、“NASA Technology”が特徴の美顔器をアメリカ人のお兄さんとお姉さんが熱心に説明。
私は英語は全く話せないのですが、“美容系の英語の単語”は何となく解りますので、ここでは私に何を伝えたいのか4割くらいは理解できました。
20~40万円の美顔器を「今日買うとディスカウントするからお得だよ!」と粘るお兄さんを制し、次のブースへ。
ブースにいるメーカーさんは皆、商品を「売りたい」ため、「商品を買う事が目的ではない」私としてはなかなか名刺交換の機会が訪れず、今回のために作った英語版名刺を3枚ほどしか渡せなかったことが残念です。
最後の方に話をした台湾ブースのメーカーさんからは、「あなたにぴったりの商品ですよ」とその日のうちにアプローチのメールが届きました。
今回の展示会で感じた事は、「日本の存在感が無い事」です。
フィリピンからたくさんの方が日本に来ており、もっと日本製に興味があるのかと思ったのですが、日本製への関心が少ないのか、日本メーカーが進出していないだけなのか。
歩いていると、「ニーハオ」と声を掛けられるか「Korean?」と聞かれるか。
一度も「Japanese?」とは言われませんでした。
また、中国やベトナムでは「スキンケア」「美肌になりたい」「色白になりたい」という肌に対しての強い思いを感じるのですが、今回はそれも感じる事はありませんでした。
どのような肌に憧れを持っているのか、多い肌悩みなどを聞きだせなかった事も悔やまれます。
展示会の後、会場の近くに有名で大きなショッピングセンター「SM Mall of Asia」に入りました。
フィリピンはクリスマスのコーナーが早いようです。
化粧品売り場が広く、たくさんのブランドがあるのですが、日本製カウンターは少なく、資生堂とその他はKパレの小さなカウンターを見つけました。
化粧品関連は韓国製品が強いです。
その他MOAの特徴として、3Fまでフロアがありましたが、3Fはほぼすべて「キッズ用品」です。
人口の年齢が若いフィリピン。
出産人数も多くそのフロアを見た時に、赤ちゃん、子供の数がどれほど多いのか感じました。
“Made in Japan”
頑張りたいです。
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