健康

誰を見て何を伝えるか

最近のマイブームは糖質制限です。

糖質制限に関連する食事法についての本やブログを日々読んでいます。

また、“がん”に関しても、読む本を増やそうと思っています。

 

そこで思う事。

「誰を見て、何を伝えるか」

 

今私が読み進めている(書籍やブログ等)「食事を見直しなさい」と伝えている、

糖尿病専門医やがん専門医、外科医や栄養士などの皆様。

 

彼らに共通していることは、人を幸せにすることだと、私は思います。

皆、「予防・進行ストップ・改善」を訴えています。

 

健康診断で結果が出た後や、体調不良で病院に行った際、

担当医にもし

「ここの数値が高いので、このままでは危険です。薬で下げましょう。」

「ここに腫瘍があります。すぐに切り取った方が良いと思いますがどうしますか?」

 

このように言われたら、私は、そして皆様はその瞬間どのような判断をするでしょうか?

私も、怖くなって直ぐに「お願いします」と決断してしまうかもしれません。

正しい情報を知らないと、正しい判断は出来兼ねます。

 

 

私たちとは逆の視点から。

「病院」「製薬メーカー」「医療機器メーカー」「食品メーカー」

その他、健康産業に関わる企業側から見た時に

体調が悪く、病気になり、受診し、悪いところが見つかれば薬を出し、手術し、検査し、不調を起こす食事を与え続け、延々と患者が生まれることで、莫大なお金を生み、ビジネスが成り立ちます。

 

大きな病院やメーカーなどでお勤めの方で

このような事に対して、

■特に関心や疑問をお持ちでない方(当たり前の日常)と

■「絶対おかしい!でも組織にいる以上何もできない」と葛藤している方

■自分自身で学びを進め、目の前の患者様のために正しいと信じることをしておられる方

様々いらっしゃると思います。

 

医療費のデータですが

平成27年度の年間医療費は40兆8,071億円。

人口一人当たりの国民医療費は33万3,300円です。(厚生労働省)

【医療費(主なもの)】

がん:2兆8,572億円(2010年)

慢性閉塞性肺疾患:2兆1,507億円(2015年)

高血圧:1兆8,890億円(2015年)

脳血管疾患:1兆7,730億円(2015年)

糖尿病:1兆2076億円(2015年)

(がんの医療費はトータルの金額で新しいデータを見つけられなかった為少し古いです。)

 

患者様=お客様の構図に見えてきます。

 

また、以下の点をどのように感じますか?

■糖尿病患者に炭水化物たっぷりの

「カロリーオフのバランスの良い食事指導」をして血糖値を上げさせ、薬で下げる

がんの好物のブドウ糖が多い(炭水化物)バランスの良いと言われる食事を止めない。

■健康診断で悪い数値を見つけて、(実は全く大したことはない数値に着目)薬を処方する。

最近では、高血圧、LDLコレステロール値が高いなどを一括りに何でも×というのは如何なものか?と言われています。

■手術の必要が無い腫瘍を取り除くため内臓を大幅に切除する。(QOLの質を落とす)

■検診による被ばく

 

等々、他にもあると思いますが、

検診代、検診用の機械代、人件費を含む病院の維持費、医薬品代、個人で支払いが難しいほどの治療費など、あらゆるところにお金が動きます。

 

”これが現状だ”と決めつけをするつもりはありません。

全ての医師や製薬メーカーの方々など

医療従事者すべてがそうだとは申しません。

 

しかし、一方で長く通院、薬の服用をして頂くためには、

症状が改善しない状態を長期間キープしてもらう事が一番です。

勿論、ビジネスですから「新規客」も必要です。

病気になる人がいなければ、病院も医薬品も医療機器も不要になってしまいます。

 

このように考えると「新規顧客獲得」と「ロイヤルカスタマーの育成」

・・・?

小売りの考えと近くなりますね。

(ベッドが足りなくて退院させるケースなどもあると思いますが)

 

■患者を減らしたい!そもそも患者を作りたくない(病気予防)と訴える人々と

■患者がいなくなっては困るという人々

両方存在します。

 

食生活の改善を訴える医師の皆様

 

「食事を変えなさい。まず肥満を治しなさい。」

と訴えています。

 

肥満は万病の元です。

来院する患者一人一人に食事指導をしても、医者にとって大きな利益(お金)にはなりません。

そればかりか症状が改善し、出す薬が減り、診察が減るだけです。

 

誰のため?

 

「目の前の患者のために。病気になる人を一人でも減らす“予防”のために。」

その姿勢を貫き通されています。

 

今読んでいる著者の先生方は皆さん揃って、

「有益な情報を沢山の人が知ってくれたらいいのにな」という気持ちを感じます。

医師や栄養士のブログを見ていても、筆マメな先生は、

「無料でここまで情報を伝えて下さっているんだ!」と

本当に感動します。

 

私たちにとって嬉しいのは、

「とにかくお金がかからず健康になる方法」を教えてくれていること。

 

インターネット上に山のようにあるブログは、無料で読めます。

本を購入しても1冊2000円未満です。

(今後、私が読んだ本を少しずつ紹介していきたいと思います)

そこには、やり方と、実際の数値変化や効果、

ご自身の体験と患者がいるので、N数が多い信頼のおけるエビデンスデータ。

アメリカなど海外の情報など盛りだくさんです。

1回の診察代と同じか、もっと安価で有益な情報を得られます。

 

私たちに必要なのは

「山のようにある情報の中から正しい情報をつかみ取る力」です。

 

情報弱者は自分自身にとっても、周りの人たちにとっても悪影響です。

自ら、情報を掴みに行く努力が必要です。

しかしながら膨大な情報の中から正しい選択をすることは難しいです。

「これが良い」という説の多くに「これは悪い」といった逆説が存在します。

 

先ずは、「発信元が誰(どこ)」なのか。

その人自らが実践し、結果を出しているか。

科学的エビデンスがあるか。

 

TVや目の前の人が言っていることが正しいか、間違っているかを判断する簡単な基準として

■理論的に説明がなされている。

「○○を○日間継続させることにより、数値変化として平均○○差が出てきた。

実践者数は10年間25000人」など具体的な例をいくつも上げることが出来るか。

特徴は理論的であり、感情論が少ない。

■信用しない方が良い例

「○○の方法は間違っている。昔からこのように言われている。

○○の方法は最近言われ始めたのでエビデンスが無い」

特徴は他社批判が話の多くを占めている。

(半分以上が他者(他方法)批判をされる方はご自身の理論を持っていません)

感情論が多く、理論的なものが少ない。

 

また、自分に合うと思ったものは、自分自身で実践し確かめる事が重要です。

 

TVで言ってた、友人が言ってた、家族が言ってた。

 

安易に信じる前に「その方は“プロ”ですか?」

プロと素人は次元が違います。

(たまに自称プロが混じるので困りますが)

 

 

「健康な人々を増やしたい」と、人の顔を見て、目を見て

笑顔になってくれることを願って活動されている医師や専門家の方々は、

ご自身の本業に加え、書籍や講演、TVやメディアの出演をもっと増やして頂き、

世の中にどんどん拡散して頂きたいと思います。

困っている人々は沢山駆けつけますので、

きっと仕事は減るどころか、増えて困るほどでしょう。

 

健康な体はいくつものメリットがあります。

・健康な体は、活動的に動け、頭もスッキリとクリア、仕事も充実していきます。

・気分の落ち込みもなく、前向きで、毎日が結構楽しいです。

・肌、髪の艶も良くなり見た目も若々しく美しさをキープできます。

・不要なお金がかからない為、好きなことに投資が出来ます。

 

不健康な体は、いくつものデメリットがあります。

・だるい、眠い、疲れる、気持ちと体の動きが一致せず思うように体と脳が動きません。

・やる気がなくなる、外出したくない、人に会いたくないなど内向的になりやすくなります。

・肌色が悪くなったり、肌荒れ、過体重などで身体的コンプレックスを持ちやすくなります。

・疾患の度合いにより医薬品代、診察代、医療費が生活を圧迫するため不安になります。

 

私自身、病気にはなりませんでしたのでお金はかかりませんでしたが、

それ以外は全て経験済みです。

やる気もない、勉強もしない、肌は荒れて過体重の為おしゃれも楽しめず、

誰とも会いたくなかった時期の精神、健康状態、全て覚えています。

 

30代の今は、肌も体調も精神も健やかです。

 

避けられない病気や怪我はあります。

本人に非はありません。

しかし「予防できること」を怠った場合は本人の責任です。

 

 

私は「予防」を提唱していきたい。

美肌も、病気にならない体作りも、先ずは予防から。

 

自分の発言、行動に責任を持ち、一点の曇りなく、真っすぐ進んで行きたい。

これほど自分にとっても幸せな事はありません。

 

人を笑顔にした数だけ、幸せになれます。

 

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