「医者が教える食事術 最強の教科書」を読んで⑦
書籍のあらすじだけではなくキーワードから関連することも記載しています。
■目次をキーワードに、私の個人的な意見を述べています。
①果物は朝に少量食べる、果物をジュースにしてはいけない
元々、果物を食べる習慣が無く、6年ほど前に流行りに乗り購入したジューサーは購入3か月後にはキッチンの戸棚に入れられ、果物とほぼ縁のない生活をしています。
“甘い物”は美味しいと思うのですが、“甘くてべたべたするもの”が苦手です。
数年前、海外出張の際の機内で、“滅多に飲まないからたまにはオレンジジュースを飲んでみよう”と頼んでみたら、あまりにも不自然な甘みと口周りのべたつき感から、それ以降オレンジ、リンゴジュースなどフルーツ系のジュースは全く飲めなくなりました。
(野菜ジュースも苦手です)
果物は血糖値の急上昇を起こさなくても、糖化リスクが速まるため、「健康に良いからという目的」では食べる必要はないと思います。
現代の果物は品種改良がなされ糖度が高くとても美味しくなりました。
果物≠健康ではなく、果物=嗜好品。
“美味しいから、旬の果物を少量食べる”という考え方で果物と接するほうが良いのではないでしょうか。
「果実の一日の摂取目標200gとは」
「カロリーが低いので太らない、ビタミンミネラル食物繊維が豊富で健康と美肌に」という内容ですが情報が古いままに感じます。
スティーブ・ジョブスさんは56歳という若さで膵臓がんで他界されました。
彼はフルータリアンと言われています。
この事に関しては、ネット上でたくさんの記事がありますので割愛しますが、何事も過ぎる事は避けた方がよさそうです。
②牛乳より豆乳を飲む、ヨーグルトを毎日少しずつ食べる
牛乳は学校給食以降あまり飲まなくなり、この数年間はほぼ飲みません。
ヨーグルトは美味しいと思いますし、健康のためにも食べていた時期がありましたが、この数年間は全く食べていません。(外食の付け合わせ程度)
豆乳も飲みません。
納豆、大豆製品が好きなので、敢えて必要はないかと。
私は牛乳もヨーグルトも味は好きですし、お腹も壊しません。
書籍やインターネット上には「牛乳は体に良い」「体に悪い」真逆の説が同等数存在します。
私は、体に合わないから食べない(飲まない)のではなくいつの頃からか「私の体に牛乳とヨーグルトは必要が無い」と思い摂取をやめました。
因みに、今現在、スーパーやコンビニで1Lの牛乳パックはものすごく売れています。
購入年齢増は、全年齢です。年齢層に偏りはありません。
■私が牛乳やヨーグルトを摂取しない理由
・ガゼイン(タンパク質)の消化酵素を持つ人が少なく、腸内に刺激を与え、炎症を起こす可能性があるものを、”健康のため”と毎日摂取するのはどうか?
・日本人の体質として多くの方が乳糖不耐性であり、お腹を壊しやすい。
・牛が食べている餌に問題が無いか。牛乳は牛の血液成分のため、牛の餌の質により安全性に差が出てくる。
・カルシウムは吸収しにくい為、牛乳=骨丈夫とは安易である。
・乳酸菌は胃酸に弱い
など、積極的に食生活に取り入れる必要性を感じないためです。
私自身がドラッグストアで長年医薬品を扱ってきたからだと思いますが、“カルシウム摂取や乳酸菌摂取のために毎日牛乳やヨーグルトを食べている”のであれば、吸収力の高いカルシウム剤や整腸剤を摂取する方が、効率的です。
牛乳やヨーグルトも、健康のためというよりも、「美味しいから、好きだから」という嗜好品としての位置付けが良いと思います。
酪農家さんが心を込めて作る、美味しく安心な牛乳やヨーグルトをたまに食べる。
“美味しいから”という理由でシチューやグラタン、ケーキ等、料理に使うのは良いのではないかと思います。
気になる記事がありました。
牛乳を普及するサイトページで、個人発信の記事ではなく団体のしっかりとしたHPです。
私はこのような考え方は、とても怖く感じます。
皆様は如何でしょうか?
(以下、記事内容)
【おなかゴロゴロ・・・の人におすすめの飲み方(牛乳)】
・数回に分けて飲む
・温めて、ゆっくり飲む(コーヒーや紅茶に混ぜる、ココアにする)
・毎日飲む習慣をつける
・料理にプラスする
・代わりにヨーグルトやチーズを食べる
おなかゴロゴロ・・・乳糖不耐症の方です。
飲んでもお腹を壊すことの無い私と違い、牛乳を飲んでお腹がゴロゴロするという事は明らかに体に合っていません。
それなのに、上記の記事は、体に合わない飲み物を「こうして飲むといいですよ」と伝えています。
お腹がゴロゴロしてまで牛乳を飲まなければならないのですか?
体に合わないなら摂取しないことが一番です。
毎日食べたり飲んだりしているものが、
・健康のため
・嗜好品として
・体に合っているか合わないか
ご自身が選ぶ力を持っていないと、体に害を及ぼします。
次に続きます。
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