健康

一つで複数の利点があるものを好む【ビタミンC】

私は、一つのもので一つの大きな効果をもたらすもの(カテゴリーに作用する)より、

一つで多数の効果や他カテゴリーに作用するものが好きです。

 

その中で好きなもの一つ目は「ビタミンC」です。

 

「ビタミンCを服用」を始めた目的は、風邪予防として

24歳から約14~15年間服用継続。

 

「ビタミンCの化粧品を肌に塗布する」事を始めた目的は

美白効果を期待してこちらも14~15年使用継続。

(両方とも、途中2年ほどブランクあり)

 

私がビタミンC愛を語ると、殆どの方はそのままドラッグストアに直行しビタミンCを買いに行きます。

(皆さん、継続されていると良いのですが・・・)

 

【ビタミンCの効能】

<健康>

■カルシウムの吸収と代謝に関与する・・・弾力のあるしなやかな折れにくい骨を作る

■免疫機能を高める・・・ウイルスに対抗するインターフェロンという免疫物質を生成するときに必要になる。

■粘膜を正常に保つ・・・風邪などの時はウイルスが侵入しにくい環境サポートする。

■鉄の吸収を高める・・・ビタミンCを配合している鉄剤もある。

■糖の代謝に関与する

■アレルギー反応で生じるヒスタミンの放出抑制

■ストレス軽減・・・ストレスを感じると副腎からストレス対抗ホルモンを出す。

その際ビタミンCが必要になる。

■アルコールの分解を助ける・・・アセトアルデヒドの分解にビタミンCを消費する

■アミノ酸の代謝に関与する

■タバコ・・・タールやニコチンを分解するのにビタミンCが使われる

■胃がんの予防効果・・・胃粘膜の萎縮を抑制

■動脈硬化予防・・・動脈に沈着したコレステロールを遊離させる作用

■テロメア短縮化を抑制。老化防止。

 

<健康・美容>

■抗酸化作用・・・肌も体内も錆びさせない。老化防止。

■コラーゲンの生成を促す・・・肌のハリ、弾力。

■メラニン生成を抑制する・・・シミのもとであるメラニンを作らせない

■メラニンの還元・・・黒くなったシミのもとのメラニンを薄くする

■繊維芽細胞活性化・・・コラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸を生み出す細胞を活性化する。

■過剰な皮脂分泌抑制・・・テカりやすい、ニキビが出やすい方に。

■ビタミンEの再生・・・ビタミンEは酸化物質を打ち消す際に自らが酸化物質となります。

ビタミンCはビタミンEを再生します。

 

このようにビタミンCには様々な効果があります。

 

冒頭に記載した通り、ビタミンCを飲むきっかけは「風邪予防」

ビタミンC美容液を使うきっかけは「美白」。

24歳頃から始めたビタミンC摂取の期待は2つでした。

 

【期待に対しての効果実感】

■風邪予防効果

10代後半からドラッグストアに勤める24歳頃まで、私は1年中風邪を引いていました。

2ヶ月に1回は咽頭痛。

20歳の頃はボイストレーニングに通っていたため、

今では考えられない失礼な行為ですが、

度々「風邪ひいたので休みます」と先生に電話をしていたことを覚えています。

 

ある日、ビタミンCについて習いました。

・免疫力アップ

・粘膜強化

・抗炎症効果など

 

その時、「ビタミンCを飲めば風邪予防になるのではないか?」と思いました。

 

勉強会の後、すぐに医薬品のビタミンC錠を購入。

(PBビタミン剤の一瓶700円〰1000円くらいのもの)

毎朝1回1200~2000mg(4~6錠)摂取をし始めました。

※本来は少量ずつ朝昼晩など小分けに飲む方がより良いのですが、

私は、楽に長く続けるために朝一回を継続しています。

 

6ヵ月ほど経過後、ふと「最近風邪ひいてない?」と気づいたのです。

結果的に、24歳~27歳のドラッグストア勤務時は欠かさず飲み続け、

覚えているような風邪、体調不良、病気無し。

 

その後28~30歳頃の化粧品メーカーの美容部員時代、

ビタミンC摂取量は以前より減りました。

(全く摂取視していなかったわけではありません。)

2年連続、年/1回高熱を出しましたが

(インフルエンザではありませんでした)

その他覚えているような風邪は年に1~2回程度。

 

2度目のドラッグストア勤務(30~36歳)からは

ビタミンC摂取をしっかりと開始。

少なくとも30歳~38歳まで高熱を出すことは一度もありません。

30~38歳の間は「風邪っぽい」気がするのは1年に1~2回。

その際はビタミンCを2000~4000mgなど多く摂ると大体次の日は症状が緩和されます。

 

ビタミンCを飲めば風邪予防になるのではないか?の仮説は見事に当たり、

想像以上の恩恵だと思っています。

風邪以外にも、インフルエンザも病気も体調不良も無いので

仕事を休むこともありません。

 

前職でお世話になった先輩男性(薬剤師)。

本社勤務で体力は使わず激務無し。

数カ月に1度は風邪や、毎年インフルエンザで休む方でした。

お子さんからうつるとは言うものの、

私が「ビタミンC飲めばいいのに」といっても、

笑って聞きながら飲んでいませんでした。

私は隣の席で肩を並べて仕事をしていましたが、

この先輩から風邪がうつったことは一度もありませんでした。

 

余談ですが、市販の感冒薬(風邪薬)は対処療法医薬品です。

「早めの○○○○」というCMは何度聞いても違和感しかありません。

感冒薬で風邪は治りません。

頭痛、発熱、咽頭痛、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳、痰などの風邪による諸症状を抑えるだけであり、風邪を治すのは自分の体力です。

 

早めに感冒薬を飲むよりも、

■早めに多量のビタミンCを摂取する。(人によりお腹が緩くなる場合があります)

■葛根湯を飲む。

■食事量を減らす。(胃腸など余計な所にエネルギーを使わせることが良いとは思いません)食欲が無ければ無理に食べず、OS-1などを活用しながらで水分補給をしっかりと。

スポーツドリンクはほどほどにされた方が良いと思います。(私は飲みません)

また、ご飯やうどん・おかゆは消化に良いイメージがありますが、消化のスピードはたんぱく質よりも遅いという記事と写真を何度か見たことがあります。

■早めに寝る

 

このようなことに気をつけると、風邪の長期化はある程度予防できます。

それでも症状が長い場合は余程体力が落ちているかもしれません。

 

風邪薬を飲むなと言っているわけではありません。

熱が出たり、咳やくしゃみが止まらないなど

仕事や日常生活に支障が出る場合は

諸症状の緩和のために適宜服用すると良いと思います。

 

私も2~3か月に一度、軽い頭痛を感じる場合がありますが

直ぐに鎮痛剤を服用します。

痛みがあるのに我慢大会はしません。

 

【ビタミンC服用の継続による風邪予防以外に感じた作用】

■肌が全身白くなった

■老化抑制(しわ・しみ・たるみなどはもしビタミンCを飲んでいなければ、もう少し増えていたのではないかと思います)

■体調不良を感じることが少ない

■ストレスが激減した(イライラしなくなり、いつも穏やかな気分です)

など、良いことばかりでした。

 

次回は「ビタミンC美容液」の使用継続効果について記したいと思います。

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一つで複数の利点があるものを好む【ビタミンC(美容液)】次のページ

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