化粧品、医薬品、健康食品成分

カルシウムの役割

以下動画テキストです。
(今回光の関係で画面が暗く見え辛くなっております。)

カルシウムと聞くと、骨や歯の材料というイメージがありますよね。
しかし、それ以上にカルシウムは生命活動の中心的役割を果たす大事なミネラルです。

カルシウムの食事摂取基準(厚生労働省)
一日量は、男女差、年齢差、目安量、目標量により必要mgの値に差がありますが、男性で650~800mg、女性600~700mgは毎日摂取したい量です。
しかし、「カルシウム摂取量は足りていない」と聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが、食品から摂取するのはなかなか大変です。

(参考:骨粗鬆症財団)
どの食材にどれくらいカルシウムが入っているか解りやすい資料がありますが、一日量650mg以上を毎日継続させる事は容易ではありません。

カルシウム量が多い食材は、干しエビ、木綿豆腐、小松菜、プロセスチーズなど。

また見た目の数字分を摂取する事と、体内吸収率に違いがあります。
カルシウムのmgが多くても体内吸収しにくいもの、またその方の体質、その時の体調により吸収率が変わりますので多量に摂取する事よりも体内に吸収させることが大事です。

<カルシウムの基礎知識>
・カルシウムは血液と一緒に体中を巡っています。
血液には一定のカルシウムが必要です。
足りなくなると骨に蓄えられているカルシウムが溶け出し調整します。

・カルシウムは体に吸収されにくい栄養素です。
同じ量を摂取していても年齢を重ねるごとに吸収率が下がります。

・カルシウム不足は骨との関わりだけでなく、血管、ホルモン、神経、筋肉など全身にトラブルを起こします。

<カルシウムをしっかり摂るメリット>
・骨粗鬆症予防
骨量の減少、骨の微細構造の劣化を防ぎ骨折の危険性を予防します。
・美肌
新陳代謝を活発にします。
・高血圧予防
カルシウム不足は血管が縮む原因にもなります。
・脳・神経
神経の中核、脳の働きを助けイライラ予防に。
・糖尿病
カルシウムが不足すると、インスリンが正常に分泌されなくなり、血液中のブドウ糖がうまくエネルギーに変換されません。
すると、血液中にブドウ糖があふれて血糖値が高くなり、その状態が慢性化すると糖尿病を発症します。
このことから、糖尿病の対策の一つとして、カルシウムを多くとることが大切とされています。
・心臓
心臓の規則正しい拍動を保ちます
・免疫
細菌への攻撃を助け、風邪を引きにくくなる
・動脈硬化予防
・精神安定
イライラを抑え気持ちを落ち着かせる
・脂肪の吸収を抑える
・新陳代謝を活発にし、美肌効果

このようにカルシウムは健康、美肌など密接に関係があります。

<カルシウムの吸収>
カルシウムの吸収に必要な因子は活性型ビタミンD3、マグネシウム、胃酸など。
カルシウム吸収を促進する因子はCPP(カゼインホスホペプタイド)、乳糖など。
また、逆にカルシウム吸収を阻害する因子はリン酸、シュウ酸、フィチン酸、多量の食物繊維など。
食品から摂ったカルシウムはまず胃酸などによって溶かされ、主に小腸で吸収されます。小腸上部の吸収には活性型ビタミンD3が必要です。

マグネシウムはカルシウムの働きに重要な役割を果たしています。
カルシウムとマグネシウムが一定の比で存在することが、私たちのからだの調子を整えます。
摂取するときの比はカルシウム:マグネシウム=2:1とする文献が多いですが、その比は1:1がいいのではないか、という意見もあります。

カルシウムを多く含む食品は乳製品、小魚、マメ製品、青菜などです。
バランス良くカルシウムを必要上限量摂取は難しいですが、カルシウム不足が体調や健康、美容に与える影響も多いので、意識して摂取する事が大切だと思います。

また、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

カルシウムは骨や歯以外にも働く大切なミネラルですので、不足しない様に注意してくださいね。

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