大阪府北部を震源とする地震で被災されているすべての方々にお見舞い申し上げます。
余震にお気を付け頂きたいと思います。
日本では、大きな地震が数年に一度起こります。
場所はバラバラなため、いつどこで地震が発生するか解りません。
日頃の防災意識が重要になります。
阪神淡路大震災
1995年(平成7年)1月17日午前5時46分発生。
当時私は中学3年生。
奈良市に住んでおり、震度4でした。
父が出張中だったため家で1人寝ていたところ、大きな地震で飛び起き、急いでTVをつけました。
訳も分からず、びっくりしたまま学校へ行きましたが、その日の夜、次の日、その次の日。
日を追って状況が悪化する映像をただただ見つめ、毎日繰り返す小さな地震におびえた記憶があります。
東日本大震災
2011年(平成23年)3月11日14時46分発生
私は休みで友人が家に遊びに来ておりました。
晴れた穏やかな午後。
「あれ?地震?揺れたね」
この時も奈良県に住んでいました。
まさか、津波、原子力発電所の事故であれほど大きな災害になるとは思いもよらない瞬間でした。
当時、奈良県大和郡山市のドラッグストアの店頭に立っていたのですが、関西の店からも商品がいつも以上に減っていきました。
商品の入荷量の一時的ストップや減少、また被災地に物を送ってあげたいという気持ちで多量に商品を購入される方も多くおられました。
店頭から商品が消えていくのを見ながら、人は「自分や家族のために手に入れる」と「困っている人に差し上げたい」。
二つの行動があるのだなと感じました。
同年、6月頃東京へ行く予定があり、新幹線に乗って東京駅で降りました。
その後、最寄り駅にたどり着き、目的地に向けて歩いていると、違和感が。
コンビニや店舗に電気がついていないのです。
天気の良い日中、笑い声など聴こえず静かな道。
23区内ではありませんでしたが東京都内です。
地震発生から3ヵ月経っておりましたが、未だ計画停電中でした。
関西は、明るく、商品も豊富に揃っており毎日平穏に過ごしていた中、新幹線で2時間半先を訪れた時の街の雰囲気の違いに、胸が痛みました。
私は、直接ではありませんが大きな地震を経験し、その後、東日本大震災、新潟県中越地震、熊本地震などその他にも大きな地震が多くありました。
それでも防災グッズなどを購入することも無く、今思えば本当に何も考えていなかったと恥ずかしく思います。
昨年11月頃、水、防災グッズと食料を購入。
普通に消費すれば3日分ほど、節約すれば4~5日は持ちます。
震災が起こると、不安になりコンビニやスーパーで必要量、または必要以上の量を買い込むのは仕方がないのかもしれません。
私も自分の分を手に入れようとすると、どこかの店舗で一人分の食糧が無くなります。
それなら自分の分は備蓄しておけば、私以外の人の手に食料が渡る。
その方が良いと思ったのです。
防災グッズがあれば、もしかしたら誰か一人でも助けることが出来るかもしれない。
充電器一つお貸しするだけでも安心してもらえるかもしれない。
同じような考えの方が、1万、10万、100万人いると、困った時に困った人の手に一番先に安心が手に入る。
防災意識を持つ事が、自分だけの為ではなく、周りの方のためにもなりますので、準備しておきたいと思います。
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