私は1~2ヶ月に一度、住まいの近くの氏神様へ挨拶に行きます。
その他に「次の休みは○○神社へ行こう!」と氏神様以外の神社へもよく行きます。
神社へお参りに行く回数は、比較的多い方ではないかと思います。
若いころは神社へ行く目的はイベントのような位置付けで「初詣」のみ。
大きな神社へ行き、人混みにもまれて、おみくじ引いて友人と笑いあうような、一年に一度しか行くことはありませんでした。
私は奈良市で育ち、初詣は春日大社へ行くことが多かったです。
20~27歳までは関東で暮らしており、その頃は神社へ行った記憶はあまりありません。
覚えているのは、人混みにもまれた明治神宮でのカウントダウンくらいでしょうか。
27歳。
関東から奈良に戻り、ふと、いつの頃からか
「こんなに近くに春日大社のような大きな神社があるのだからお参りに行こう」と
年に一回以上、たまにですがお参りに行くようになりました。
30歳を過ぎたころは、友人とのんびり散歩しながら世間話をするのに、奈良公園から春日大社への道のりはゆったりとした時間が流れ心地よく感じました。
神社に訪れる回数が急激に増えたのは、32歳頃から。
きっかけは厄除けをしてもらった時期あたりです。
31~32歳頃は、1~2ヶ月に一度。
休みの日の早朝に春日大社へお参りに行くようになりました。
店頭で働いていると、ストレスが溜まります。(当時ドラッグストア店舗勤務)
・本社からの数字ノルマ
・従業員同士の気疲れ
・他社の人達との関わり
・お客様との接点
・同じ会社の先輩への気疲れ(美容部員当時)
どの店舗に移動になっても割合大型の店が多かったため従業員数も客数も多く、人間関係で多少なりとも疲れることはあります。
“黒く汚れてしまった心をリセットする”
自分が住まわせて頂いている地域にある春日大社へ行って、1か月間、日々蓄積した心の汚れを綺麗にふき取り、透明に戻してもらう。
私にとって春日大社参拝は、心が軽くなる大切な日でした。
その後、32歳で奈良から神奈川へ転勤となった時。
住んでいた家の近くに氏神様のいる神社がありました。
引っ越し早々、挨拶に行こうと訪れたのですが、どうも感覚的に合わず、
住んでいた4年間。
近所にある氏神様には挨拶する事はありませんでした。
氏神様以外の神社はたまに訪れていましたが。
現在は神奈川県青葉区に住んでおり、氏神様のいる神社は歩いて30分ほどの所にあります。
現在の場所に住むようになってしばらくは挨拶に行っていなかったのですが、住み始めて半年ほど経った頃、近所の鍼灸院へ行った時に、先生から
「ここで商売するなら、氏神様に挨拶に行っておいで」と教えてもらい、直ぐに参りました。
無人の神社です。
訪れた際、“お参りしやすい空間だな”と思い、それ以降、1~2ヶ月に一度、必ず訪れています。
春日大社に通っていた頃から変わらない事。
「住所と名前を心の中で言う」
「今日も病気も怪我もせず、元気に挨拶に来ることが出来ました。有難うございます」
「○○します!頑張りますので応援してください!背中支えて下さい!」
「また来ますね!」
その他は、お賽銭は財布の小銭全部入れます。
神社は私にとって、心の支え。
神様には甘えているなと思います。
原則、努力なしのお願い事はしません。
私は霊感はありませんし、特に信心深いわけでもなく、強いパワーもありません。
日本は八百万の神がおられて良い国だと思います。
神社へ頻繁に参拝に行くことは、“こんにちは!”と元気な顔を見てもらいに挨拶に行く感覚です。
強く感じること。
大変な事も、キツイことも、ボロボロになる事も怒涛のように押し寄せてきたとしても。
どちらかというと、その“キツさ”は愛のムチに近い感じです。
まさしく、獅子はわが子を千尋の谷に落とすという感じ。
「楽をしてはいけません!歯を食いしばってこの試練に立ち向かいなさい」というような
甘やかしが一切なく、厳しい事もありますが、
自分の体の周りを、目に見えないオーラのような膜で覆われているような
危険なもの、悪いものから「護られている」感覚はとても感じます。
また、真っすぐ平凡な道を毎日歩いていたら、
「こっちに来なさい!」といきなり違う道に移動(ワープ)し
気付けば広くて明るくてびっくりする道へポンと立っており、歩いていた道が変わっていたような体験もあります。
人同士も、ニコニコ笑顔で「こんにちは!」と頻繁に会いに来てくれる人、可愛いと思いますよね。
めったに近寄らず、たまに来たと思ったら「○○して欲しいな!これ欲しいな!」と言われたら、やってあげようかなという気持ちにはなりにくいですよね。
氏神様に挨拶に行くこと。
気持ちが穏やかに、晴れやかになります。
現在は、「心が黒く汚れた」と感じる事は殆どありません。
いつもスッキリとクリアです。
元気に毎日過ごせることに感謝をして、また挨拶に行ってきます。
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