下記動画テキストです。
【女性の強い味方!ビタミンE 種類と特徴】
【女性の強い味方!ビタミンE 効能効果】
ビタミンEは、科学名がトコフェロールです。
名前の由来はギリシャ語で「Tocos子供を産む」「phero 力を与える」という意味があります。
<ビタミンEの働き>
・ 血管と赤血球を柔軟にし、血液の流れを良くする
・ ストレスや加齢で衰えるホルモン産生の機能を守り、ホルモンバランスを整える
・ 細胞膜を活性酸素の害から守り、体内脂肪の酸化を抑える
<このような症状の方に>
・老化を防ぎたい方
・血流を改善させたい方
・美肌
・生活習慣病予防
・月経前症候群、生理痛、生理不順
など。
<ビタミンEは脂溶性>
ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。
字の通り、水に溶けやすいか、油に溶けやすいかの違いです。
水溶性ビタミンはビタミンB、C、H(ビオチン)
脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、K(フィロキノン)です。
<水溶性ビタミンの特徴>
水に溶けやすい、熱に弱い、過剰摂取になりにくい。
<脂溶性ビタミンの特徴>
油に溶けやすい、熱に比較的強い、過剰症を引き起こす場合がある。
水溶性ビタミンとは逆の特徴です。
油を使った料理と一緒に摂取することで体内吸収率が上がります。
そのため、医薬品、サプリメントなどで摂取する場合も食後に飲むのがオススメです。
<ビタミンEの種類>
合成、天然型、天然があります。
・合成・・・酢酸dl-a-トコフェロール
・天然型・・・酢酸d-aトコフェロール
・天然・・・d-a-トコフェロール
ヒトの体内での効力(生理活性)は合成<天然型<天然の順で高くなりますので、選ぶ際の基準にしてください。
(参考:エーザイサイト)
<医薬品の添付文書記載ビタミンEの効果効能>
(ユベラックスより)
■末梢血行障害による次の諸症状の緩和
肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけ
■更年期における次の諸症状の緩和
肩・首すじのこり、冷え、手足のしびれ、のぼせ
■月経不順
「ただし、これらの症状について、1ヵ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師又は薬剤師に相談すること。」
■次の場合のビタミンEの補給
老年期
<医薬品の添付文書に載っていないその他の働き>
・血管の健康を保つ
・毛細血管の血流を良くする
・肌荒れの予防や改善
・コレステロール値を下げる
・生理痛、生理不順、PMS(月経前症候群)
などがあります。
以前、しもやけで悩んでいた方が「ビタミンEを飲み続けているとかなり改善する」言っていました。
摂取するのとしないのとでは違います。
<一日の摂取目安>
男性6.5mg、女性6.0mg(成人)。
医薬品等の1日最大摂取量は300mg。
1回1カプセル、1日3回
ビタミンEは脂溶性ビタミンですので摂取量を守り、食後に服用する事がオススメです。
調べてみると最大摂取量につきましては、400mg、600mg、1000mgなど様々な記述がありました。
食事+医薬品で摂取する300mgほどですとほぼ問題なく安心して服用できます。
また、敢えてそれ以上過剰摂取する必要性もないと思いますので、“多量に摂取するよりも継続的に摂取する”方が良いでしょう。
食品では、大豆、アーモンド、カボチャ、ひまわり油、たらこ、アボカドなどに多く含まれます。
<ビタミンE剤を選ぶポイント>
ビタミンCの選ぶポイントでは、「医薬品のビタミン剤コーナーへ行き、一番有名なビタミンC剤の横にある無名の製薬会社の商品でも品質にあまり変わりがない(ジェネリック医薬品)」とお伝えしましたが、ビタミンEに関しては、「ユベラックス(エーザイ)が良い」と言われています。
これは、なぜこの商品限定されるのか、調べても判明しないため、いずれ機会があればエーザイの方に聞いてみたいと思います。
10数年前に一緒に働いていた薬剤師は「ビタミンEの生成、抽出しているものが他社と違って良い」と言っていましたが、正解かは解りません。
因みに、ユベラックスはビタミンCや他のビタミン剤と異なり、かなり高額です。
ドラッグストア等のプライベートブランドであれば、同じ“d-α-トコフェロール”(天然ビタミンE剤)が3分の2ほどの価格で買えます。
より良いビタミンEをお求めの方はユベラックス。
安価で長く続けたい場合は他社製品の「d-aトコフェロール」と記載されている天然ビタミンをお選び頂くと良いと思います。
ビタミンEは美肌、冷え性予防に役立ちますので、日ごろの食生活など意識してみてください。
【各種ビタミン】
ビタミンB1
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