美容

ビタミンB2・B6 ・ビオチン【お肌のビタミン】

以下、動画テキストです。

今回のテーマは「ビタミンB群」
お肌のビタミンと言われるビタミンB2・B6とビオチンについて。

■ビタミンB2(参考:オーソモレキュラーサイト)
<働き>
・脂質をエネルギーに変える
・過酸化脂質の分解に関与する
・脳と肝臓の働きに関与する
・皮膚や粘膜の代謝に関与する(成長促進)

<不足すると起きやすい症状>
肝臓機能低下、脂質の過酸化、疲れ眼や眼の充血、口角炎、口内炎、舌炎、皮膚・粘膜の炎症、成長が鈍るなど

<一日摂取目安量>
(年齢、妊娠、授乳中により数値増減あり)男性…1.6mg、女性…1.2mg
体内に蓄積しにくいため、耐容上限量は設定されていません。

<ビタミンB2が多い食材(100gあたり)>
豚レバー3.6mg、牛レバー3mg、鶏レバー1.8mg、ウナギかば焼き0.74mg、納豆0.56mg、卵(卵黄)0.52mgなどレバーや卵に多く含まれます。

ビタミンB2の化学名は「リボフラビン」です。
色は黄色ですので、栄養ドリンクやビタミン剤を飲んだ数時間後にトイレで見る色はビタミンB2の色です。

<ビタミンB2の美肌効果(参考:チョコラBBサイト)>
ビタミンB2は「肌とエネルギー代謝のビタミン」と言われています。
脂肪の代謝や細胞の再生を助けて元気をサポートし、皮膚や粘膜を健やかに守る働きをしています。
年齢に関係なく、なめらかな肌や、はつらつとした健康美をビタミンB2の働きが守っているのです。

<このような症状が気になる方に>
・皮膚の保護・再生・維持
・疲労回復
・口内炎、口角炎の予防に

■ビタミンB6(参考:オーソモレキュラーサイト)
<働き>
・体を構成しているタンパク質の合成や造血に関与する
・脳の働きに関与する
・神経伝達物質の生成や抗アレルギー作用に関与する
・脂質の抗酸化に働く

<不足すると起きやすい症状>
インスリンの分泌低下、アミノ酸吸収低下、かゆみ、浮腫(ふしゅ)性湿疹、皮膚炎、貧血、虫歯、下痢、食欲不振など

<一日摂取目安量>
(年齢、妊娠、授乳中により数値増減あり)男性…1.4mg、女性…1.2mg
耐容上限量は男性・・・50~60mg 女性・・・40~45mgです。(成人)
(この量は食事からの量ではなくピリドキシンとしての量です。)

<ビタミンB6が多い食材(100gあたり)>
牛肉レバー0.89mg、まぐろ赤身0.85mg、かつお0.76mg、鶏ひき肉0.68mg、とりささみ0.6mg、アジ(焼)0.5mgなどレバー、魚類に多く含まれます。

ビタミンB6の化学名は「ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン」です。
ビタミンB6は、タンパク質に含まれるアミノ酸を分解して、アミノ酸を別の酵素に組み替える際の補助を行います。皮膚や、毛髪、爪、歯、網膜などの成長を促進します。

■ビオチン(参考:オーソモレキュラーサイト)
<働き>
・皮膚の健康を保つ
・筋肉痛を緩和する
・白髪・薄毛を予防する

<不足すると起きやすい症状>
脱毛、白髪、うつ、無気力、食欲不振、吐き気、嘔吐、皮膚炎、肌のむくみ、筋肉痛など

<一日摂取目安量>
(年齢により数値増減あり)男女とも50㎍
体内に蓄積しにくいため、耐容上限量は設定されていません。

<ビオチンが多い食材(100gあたり)>
鶏レバー232.4㎍、落花生92.3㎍、牛レバー76.1㎍、舞茸25.2㎍など
また、腸内細菌によっても合成されるため、欠乏症の心配は少ないです。

ビオチンは化学名もビオチンで、ビタミンB7やビタミンHとも呼ばれます。
肌荒れ、アトピーの方にも。

ニキビ、肌荒れ、口内炎が繰り返し起こる場合は内外美容としてビタミン剤を取り入れると改善しやすくなります。
ビタミンB2、B6剤とビタミンC単体を合わせて飲むのがおすすめです。
色々なメーカーから発売されていますが、私が個人的に好きなのはエバユースです。

ハイチオールBクリアと近い処方ですが、成分含有量はそれぞれ異なります。
アスコルビン酸、L-システイン、ビオチンが含まれており、更にエバユースには消炎作用や肌荒れに良いと言われるヨクイニンが含まれているからです。

肌荒れを起こしやすい方は、クレンジング、洗顔の使用しているブランドの見直し、しっかりと保湿をする、ビタミン剤など適宜とる、生活習慣と食生活を見直すことで改善してまいります。

B2,B6,ビオチン(B7)はお肌に良いビタミンです。

【各種ビタミン】
ビタミンB1

ビタミンB2・B6・ビオチン

ナイアシン・パントテン酸

ビタミンB12・葉酸

ビタミンA

ビタミンD

ビタミンE

ビタミンK

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